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2022.11.05 鵜沼 一郎 |
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道東湿原河川釣行!! |
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霜月(しもつき)の朝ぼらけ。快晴の大北海道大陸湿原河川に、頼れる現地在住の仲間達と入渓。
まるで絵画のような趣を見せる素晴らしき北の流れは、その眉目よき景観とは裏腹に、うねうねと曲がりくねって、生い茂るヤナギ、さらに倒木が複雑に重なりあう、なかなか癖のあるフィールドである。
カバー攻略を前提に、スプーン、ミノーは全てシングルフックに換装。ラインは、対ヘビーカバーに絶対の強度を誇るナイロンモノフィラメント『APPLAUD GT-R Trout SUPER-Limited』をチョイス!
秋も深まったこの時期は、ノボリといわれるアメマスと対峙する絶好のチャンス!水深のあるぶっつけや淵、倒木などのカバーの下など、ここぞ! と思える教科書的なポイントにはなかなかの良型が定位しており、ゴン! と来てグググググ! とラインを介して魂の波動をグリップに伝える。
官能的な釣り味も素晴らしいが、それにも増して複雑な色彩に彩られたアメマスの美しさには魅入ってしまう。スポットをちりばめた魚体は、見れば見るほど一体なに色? と回答に迷ってしまう。
白銀であったり、いぶし銀、または薄い紫、いや、青味か、はたまたピンクがかった部分もあって、その複雑でビビッドな素晴らしき色合いは、艶やかでドラマチックである。
「か、描きたい……」絵を描くという職業柄、そのようなとっぱずれた欲求に突如駆られ、その刹那、別世界にいざなわれたボク……。
「次イキマショウ! もっとデカイの出ますから〜!」北の仲間達が、精気を吸い取られたようにうつろにアメマスに見入るボクを見て、面白がりつつも鼓舞してくれる……。
湿原の流れはその後も劇的な展開を見せ、幸せな空気に満ちて、益々ボクらを素晴らしき異界へといざなうのであった……。
良き釣りと良き旅を。 ラヴアンドピース……!
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使用タックル |
ライン:APPLAUD GT-R Trout SUPER-Limited 12ポンド ロッド:ダイワ シーマX CM-X 772 MLFS リール:ダイワ ルビアス LT4000-C ルアー:ダイワ ムーブRV14g ワイズミノー七零
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